アリーシャちゃん闘病記:扁平上皮癌と子宮蓄膿症とエイズキャリア:12/19
⚠️本記事は、本文中に酷い怪我の写真が含まれます。
➡️アリーシャちゃんを保護した経緯について
12月19日
18日の朝、江戸川区春江町にある城東動物霊園に電話をして、19日に火葬の予約を入れました。
まだ形のあるアリーちゃんと別れたくない気持ちは強かったけれど、私の気持ちなんかよりも、早く神様に右耳を返してもらって欲しかったので、翌日お別れする事にしました。
コロナの影響で立ち会いは4人までの制限があったので、私たち夫婦と、コツコツボラさん、ベテランボラさんに来ていただきました。
これまでは、亡くなった後の写真は掲載せず、仲間たちだけで共有するようにしていましたが、アリーちゃんの事を最後まで応援してくださった皆様にも、最後のお別れをして欲しいと思ったので、掲載する事にしました。
アリーちゃんがもし人間だったら、最高の戒名をつけてあげたいくらい、アリーちゃんは一生懸命に生きました❗️
こんな手遅れになる前に保護できていたら、きっと大きな手術にも耐える力を持っていた子だと思います❗️
故に、尚更、悔やまれてなりません😔
アリーちゃんが大好きだった、とりささみ味のちゅーるを手に持たせました🍚
アリーちゃんと過ごした1ヶ月と24日。
ケージに敷いたクッションの上でフカフカー♪っと喜んでいたアリーちゃん。
たくさんのパウチを前に、全部食べてもいいの?と目をまん丸にしていたアリーちゃん。
なでなですると、嬉しい♪嬉しい♪って、いつもグーグー♪だったアリーちゃん。
頑固者で、綺麗好きで、食いしん坊で・・・
ひとつひとつが強烈な思い出で、一緒にいられた時間は短かったけれど、私たちにとって大切な時間になりました。
午後3時、アリーちゃんは天に帰って行きました。
飼い主がいない猫は、人生で、誰と出会うかで運命が大きく変わります。
寒い冬には猫ハウスを作ってくれたり、怪我や病気をしたら病院へ連れて行ってくれるような餌やりさんもいるけれど、残念ながら、そうでない餌やりの方が圧倒的に多いです。
アリーちゃんの最後は、とても壮絶でした。
助けたいから保護したのに、助けられない絶望の中、私は、怒りを心に押さえ込みながらお世話をしました。
アリーちゃんが亡くなったら、全ての怒りをぶち撒けたいと思っていたけれど、どんなに汚い言葉で罵ったとしてもアリーちゃんは帰って来ないし、気高いアリーちゃんは、そんな事を望んでいない気がしたので、胸に納めます。
願わくは、アリーちゃんが生まれ変わった人生では、いつも助けてくれる人が傍にいる人生でありますように🙏
そして、私が死んだ時、まだアリーちゃんが生まれ変わっていなかったら、神様から返してもらった右耳をつけた、可愛いアリーちゃんに再会できますように・・・、そう願っています。
アリーちゃんのお骨は、我が家に持ち帰りました。
これまで私が見送った子たちと一緒に(今は、アリーちゃんが亡くなる1週間前に見送った麻呂くんと一緒に、私の隣の椅子の上に)います。
私が生きている限りは我が家に置いて、家族の一員として、供養してあげたいと思っています。