千葉県印旛郡酒々井町:トラバサミによる猫虐待事件:ダリアちゃん
➡️事件の概要について
2021年9月8日(夜)に保護した3匹について、9月10日、それぞれの預かりさんへお届けが終わりました😌
🌼ダリアちゃん:メス:推定3歳以上
9月9日に不妊手術が終わりました😌
合わせて検便、駆虫(ドロンシット注射、フロントラインプラスキャット)、マイクロチップ挿入をしました。
預かりさんが、幸せの大輪の花を咲かせられるようにと、ダリアちゃんという名前をつけてくださりました☺️
とても甘えん坊で、人馴れしています😔
お外で暮らす猫にとって、人馴れしてしまうという事は、虐待の危険にあいやすいという事です💦
ダリアちゃんの鼻は、大きな穴が空いていて、スースー呼吸が漏れています😢この傷は、どうして出来たのでしょう?
鼻が陥没しているのが分かりますか?この穴はもう塞がりません⤵️
あなたがもし餌やりならば・・・
餌をあげているその子は、不妊去勢手術は終わっていますか?
繁殖した子猫は、また野良猫ですか?どんどん増えていきますよ?
その子が生きている間ずっと餌をやり続ける事ができますか?雨の日も雪の日も、一日たりとも休む事なく。
病気や怪我をした時は、病院へ連れていって、治療をしてくれますか?
その子が亡くなった時、その亡骸は、野ざらしですか?ごみですか?
無責任な餌やりになってはいけません❎
理由は、もう分かりますよね?
酒々井町の現場に行くと決めた時、保護するのは、罠にかかった猫2匹だけと、心に決めて行きました。
0時過ぎ、もう帰ろうかと思っていると、ダリアちゃんが私のもとに少しずつ近づいてきました。そして私から離れなくなりました。
現場は、次は誰が殺されてもおかしくない、ロシアンルーレット状態です⤵️
次にこの現場に来た時、今、目の前にいるダリアちゃんと、会える保証はありません。こんなにも可愛い子が、次の殺しのターゲットになるかもしれないのです😢胸が締め付けられる思いでした。
悩みに悩み、昨年仲間に加わった新人ボラさんに電話をかけて、2匹までなら預かれるという確約を取りました。
依頼者様に「ここにいる猫たちの中から2匹だけ選んで」と伝えました。
生かす子と、見捨てる子を選べというのが、どんなに酷な事か、私自身が一番わかっています😔
依頼者様は、最初は1匹でも連れて帰ってもらえる事に、喜んでおられました⤴️
でも、暫くして、泣きながら「選べない」と言われました⤵️
いつも一緒にいる3匹、全部連れて行って欲しいと、懇願されました・・・
私は、神様ではないので、みんなを救う事はできません❌預かりさんが決まっていない状況の中、一か八かで、女の子3匹と、怪我をしている1匹を連れて帰りました。
突然のお願いにも関わらず、ダリアちゃんの預かりを引き受けてくださった預かりさんには、とても感謝しています🙏
9月27日
ダリアちゃんに里親のお申し込みが入ったので🎊預かりさんに頼んで、掛かりつけの動物病院へ連れて行っていただきました。
今回は、ワクチン接種、エイズ・白血病検査(どちらも陰性でした:但し、エイズが約2ヶ月、白血病が約1ヶ月の潜伏期間があります)、血液検査、レントゲンを行いました😌
血液検査の結果は、いくつか野良猫ちゃん特有の数値が高い箇所がありましたが、全体的に良好でした⭕️
お鼻の穴が大きくて、どうしても気になったので、エアガンでできた穴でないか診察もお願いしました😰
診察では、鉛玉は見つからなかったそうです💦傷が何で出来た物かは不明との事😔傷口は、今後も様子見で大丈夫との事でした⭕️
ダリアちゃんは、誰に対しても人見知りなく💕可愛い💕の塊みたいな猫ちゃんです☺️
10月3日の夜、ダリアちゃんは里親さんのオウチへ行きました🎊