江戸川区平井:多頭飼育崩壊🚹ティファニーくん
2016年12月18日から2016年12月28日までトライアルをしていましたが、トライアル中止となりました😔 トライアル前、体重は6.4Kgありましたが、12月28日時点で5.7Kgになっていました😢
体重を10倍にして、人間に置き換えて考えると分かり易いので例えると、64Kgの人が、10日間で、7Kgのダイエットをしたのと同じ事です。猫をダイエットをさせる場合でも、獣医さんからは、1ヶ月で200gを目安にと言われます。短期間で、元の体重の1/10の減少があると、ひとつの危険信号となります。
12月28日、すぐにティファニーくんを動物病院へ連れて行きました。
先生が、お腹を触診して「便は、ほぼ中に入っていません、食べる量が少な過ぎです。」と言われました😱このままの食事量が続き元の量に戻らない場合、肝リピドーシスの発症の可能性が高いので「今日・明日中にトライアル前に食べていた量程度に戻せますか?」と言われました。もし戻せない場合は、精密検査をすると言う事になりました。暫くの間は、便と尿の量にも注意してくださいと言われました。とりあえずの処置として、目に見えて脱水症状が起こっていたので、補液240ccを皮下注射していただきました。
※肝リピドーシスは、脂肪肝と言われるものですが、人間のそれとは異なる点が多く、猫の方が急性・重篤になりやすい病気です。
病院へ行ったティファニーくん、譲渡会の会場にしている病院なので、本当はすごく嫌なところなはずなのに「先生ーーー!!!」って鳴いて喜んでいました。病院から、10日ぶりの空家に戻ると、仲の悪い人さんにまで「ただいまー❗️」と鳴いて、すりすりして挨拶をしていました😭みんなとの挨拶が終わると、焼ささみを3本食べて、爪研ぎなどをしていましたが、翌日からハンモックで寝たきりになりました。帰って来た日は、安堵の空元気だったみたいです。
寝たきりになったのは、精神的なもの(甘えたい)もあったと思います。1〜2時間毎に目を覚まして、口を少し開けて「食べたい」「のどが乾いた」と目で訴えかけてくるので、ねこねこ亭とボラミちゃんで、24時間交代で付き添って、少しずつ食べさせたり飲ませたりを続けました。年が明けて10日まで、付き添ってあげました。回復途中で、血便が出たりもありました😢
ティファニーくんは、とても繊細な子です。またトライアルに行った場合も、何日でも、ご飯もお水も食べないと言うくらいの頑固者だと思います。
多頭飼育崩壊の家から救出するまでの数年間、毎日が飢えとの戦いの中、非情な事に、1ヶ月間、ご飯も水もない期間が続く事が、何度も繰り返しありました。
私達が、保護をして、やっと満足に食べられるようになって、ふくふくになってきた後に、今回のような事が起こりました。一度、太った子に体重減少があると、とても危険です。
次にトライアルをして同じ状態になったら、病気になる確率は、もっと高くなります。恐らく、病気になります。
そういった事を十分に理解して、そうならないよう正しく対処できる方に、次のトライアルをしていただきたいです。