葛飾区東新小岩(餌やり崩壊現場)白雪ミニィちゃん
この猫ちゃんは、葛飾区東新小岩(餌やり崩壊現場)から保護した猫ちゃんです😌
2019年10月4日に生後0日(90g)で保護した子猫は、16日に急変し、緊急で病院へ運びましたが、10月17日の午後、病院から自宅に帰る途中で、短い一生を終えました。先生からもう助かる可能性はないとの告知を受けたので、せめて自宅で最後を思い急ぎましたが、間に合いませんでした。
これまで育てた子猫と違い、眠ってばかりの子でした😴まるで目覚める事がない白雪姫のようだったので、白雪ミニィちゃんという名前をつけました。
白グレーの一族が生んだ子です。
(36)番目に捕獲した猫が生んだ子だと思います。
母猫は本能で、その子が短命だと分かるのかもしれません。自分の餌を確保しながら、子猫たちに授乳をするというのは、ものすごく体力が必要なことなので、育つ可能性が低い子は、捨てて行くことが多いです。
母乳を一切飲んでいない子の育つ可能性がどれだけ残っているのか・・・神様に願いながらの毎日でした😔
現場から保護した子猫たちの投薬・ミルク・排泄処理・通院などに追われて、床で仮眠を取りながら、お世話をしました。そんな私の様子をみて、ティファニーくんが心配そうに寄り添ってくれました。私の事が心配でたまらなかったのでしょう、そばから離れず、私と一緒に、こっくりこっくりする毎日でした。
10月19日の10時、江戸川区にある城東動物霊園で荼毘に付しました。
ミニィちゃんの最後には、私たち夫婦の他に、江東区のS様、ボラミちゃん、江戸川区多頭飼育崩壊の時に知り合ったツイッターのフォロワーさん(satomi様)が立ち会ってくださいました。
生まれて間もない体だったミニイちゃんは、これまで火葬したどの子よりも小さく、一番小さな骨壷の底がやっと隠れるかどうかくらいの量のお骨しか残りませんでした。
お骨は、我が家に持ち帰り、江戸川区平井で発生した多頭飼育崩壊で保護してすぐに亡くなった「みよちゃん」の隣に置きました。私が生きている限りは、我が家で一緒に過ごして、供養してあげたいと思っています。
ミニイちゃんが神様のもとに帰っていく時間に、お空を見上げてくださった皆様、ありがとうございました🌙
ミニィちゃんとお別れして1年半が経ちました。
現場から保護したミニィちゃんの家族はみんな、なんとか育ちました。健康かと言われると、そうではない子達ですが、ここにミニィちゃんがいたら、どんなに賑やかだっただろうと、時々、ミニィちゃんの大きくなった姿を想像します。
現場の捕獲は、今も続けています。ミニィちゃんのママと思われる子の手術も終わりました。白グレーの一族は、近親交配が進んでいて、流産や発達障害などの子達が多く生まれています😔
私たちが捕獲を開始した事で、繁殖数はかなり抑えられている状況ですが、住人たちの意識は変わる事なく、協力も得られない状態では、取り残している猫たちの繁殖が続くと思われます。
この現場では、信じられないほどの数の猫たちが、命を落としています。
子猫が生まれるのが楽しみ♪という住人たち。
こんなにも可愛い子が生まれるのですから、それは当然でしょう。
だけど、病気や事故で死ぬことに対して「野良猫だからね」と平気で言える人たちの考えは、全く理解ができません。
現場の事を考えると、怒りと悲しみで眠れなくなってしまいます。それでもまだ捕獲を続けているのは、ミニィちゃんのような子をこれ以上増やしてはならないという気持ちと、私と同じ気持ちで、捕獲や偵察を続けてくれる仲間がいるからです。
もし、この現場と同じように不妊去勢手術をせず餌だけやり続けている人がいたら、今一度、自分がしている行為が本当に正しいことなのか考えて欲しいです。
一時的に飢えをしのげても、結果的に多くの命が犠牲になってはいませんか?あなたは、その手助けをしているだけではありませんか?
餌をあげたいのであれば、手術をする❗️無責任な餌やりは、見えないところで、多くの犠牲を伴っている事を自覚してください。