ねこねこ亭の小さな命を守る会

東京都葛飾区・江戸川区で野良猫のTNR活動中(野良猫を発見したら、捕まえて、不妊手術・去勢手術、を実施しています)保護猫の里親募集中。里親になるということは、それだけで、その子の幸せと生涯を見守る、一生をかけたボランティアだと考えています。ボランティアは、家族が理解してくれる範囲で無理なくがモットーです。

江戸川区多頭飼育崩壊(地域猫)ふくくん

ふくくんは、2016年2月末に江戸川区平井で発生した多頭飼育崩壊の1匹です😔

推定10歳くらい。
私達が室内に立ち入る前に遺棄されたか、遺棄された子が産んだ猫ちゃんです。

まだ多頭飼育崩壊の家を突き止められていなかった頃・・・

とある家の方が、沢山の野良猫と一緒にお世話してくれていました。だけど、ある時、捕まえられた野良猫だけ(10匹以上)を連れて、引っ越して行かれました。ふくくんは、その中には入っておらず取り残されました。その後、私達の餌場まで流れてきた猫ちゃんでした。

11月20日:保護

ふくくんの食欲が少しずつ落ちてきて、急激に痩せました。ふくくんは、たまに野生の鳥を捕まえて食べる事があり、食べた後の2、3日は食欲低下や嘔吐する事が良くありました。今回も10日程前に鳥を食べた痕跡があったので、その事からくる食欲低下かと思い様子をみていたのですが、回復する兆しがなく痩せてきたので、午後、みやむら動物病院へ連れていきました。院長先生に診察をお願いしました。

朝は、ちゅーるを3本、a/d缶を1/5ほど食べました。

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体重は、3.2Kg。

地域猫ちゃんなので普段の体重がどれくらいだったのかは分かりませんが、ふっくらしていた子だったので、かなり痩せ細っていました😔

先生に事情を話して、触診していただいた結果、うんちは入ってなく、脱水と貧血がひどい状態だと分かりました。熱はなく、38.7度でした。

血液検査をしていただいたところ、以下のような結果がでました。【】内は標準値です。
RBC赤血球:0.74M/uL【6.54-12.20】
HCTヘマトクリット値:5.7%【30.3−52.3】
HGBヘモグロビン濃度:2.0g/dL【9.8−16.2】
MCV平均赤血球容積:77.0fL【35.9-53.1】
MCH平均赤血球ヘモグロビン量:27.0pg【11.8-17.3】
MCHC平均赤血球ヘモグロビン濃度:35.1g/dL【28.1-35.8】
RDW赤血球分布幅:---%【15.0-27.0】
%RETIC%網赤血球:3.5%
RETIC網赤血球数:25.8K/uL【3.0−50.0】
RETIC-HGB:29.2pg【13.2-20.8】
WBC総白血球数:6.38K/uL【2.87-17.02】
%NEU%好中球:31.9%
%LYM%リンパ球:65.5%
%MONO%単球:2.2%
%EOS%好酸球:0.2%
%BASO%好塩基球:0.2%
NEU好中球数:2.04K/uL【2.30-10.29】
*BAND桿状核好中球 可能性
LYMリンパ球数:4.18K/uL【0.92-6.88】
MONO単球数:0.14K/uL【0.05-0.67】
EOS好酸球数:0.01K/uL【0.17−1.57】
BASO好塩基球数:0.01K/uL【0.01-0.26】
PLT血小板数:103K/uL【151-600】
MPV平均血小板容積:19.0fL【11.4−21.6】
PCT血小板クリット値:0.20%【0.17-0.86】
GLUグルコース:179mg/dL【74−159】
CREAクレアチニン:1.6mg/dL【0.8−2.4】
BUN尿素窒素:44mg/dL【16-36】
BUN/CREA:28
CAカルシウム:9.3mg/dL【7.8−11.3】
TP総蛋白:8.1g/dL【5.7−8.9】
ALBアルブミン:3.1g/dL【2.2−4.0】
GLOBグロブリン:5.0g/dL【2.8−5.1】
ALB/GLOB:0.6
ALTアラニンアミノトランスフェラーゼ:42U/L【12−130】
ALKPアルカリフォスファターゼ:15U/L【14−111】
CHOLコレステロール:120mg/dL【65−225】
Naナトリウム:164mmol/L【150−165】
Kカリウム:---mmol/L【3.5−5.8】
Clクロール:124mmol/L【112−129】
*桿状核好中球の出現の可能性
*白血球の分画を正しく行えなかった可能性

血液検査の結果のみで推測すると、エイズか白血病の発病、または腹空内出血の可能性を言われましたが、これまでエイズや白血病の子を保護した事がない地域だったので、この時は、まさかエイズや白血病の可能性はないだろうと思っていました。

飼い猫であれば、いますぐにでも輸血をする状態であること。ただ輸血は、抗がん剤に匹敵するくらい体に負担がかかるものなので、今のふくくんの体では輸血に耐えられない可能性が高いという事も言われました😢

地域猫ちゃんで、明日をも知れぬ命である今、どこまでお金をかけて検査や治療をするか・・・

様々な意見があると思いますが、室内から保護した多頭飼育崩壊の子は、みんなオウチができたのに、地域猫となってしまったばかりに、オウチの子になれなかった子です😭

もし、検査をしたり、治療をすることで、たとえば1ヶ月でもオウチの子として迎えて看取ってあげる事ができるのであれば、検査を続けて欲しいと、先生に思いを伝えました。

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この日は、すぐに酸素室に入れてもらい、病院で1泊、その間に点滴だけしていただくことになりました。急な治療や検査は、それだけで突然死してしまう危険性があるからとの事でした。

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11月21日

朝一番で病院へ行きました。

院長先生から、末期の白血病(白血病キャリアから発病)であると言われました😔

既に赤血球が作れない状態であり、たとえ輸血をしたとしても足し引き0の状態が続くだけである事。まだ早い段階であれば、インターフェロンやステロイドを使う方法もあるけれど、末期の状態でそれをやってしまうと、体に負担がかかりすぎて死んでしまう可能性があるので、やらない方が良いという説明を受けました。

脱水を改善するために1日1回、点滴をするくらいが、いまやってあげられる最善の方法だということでした。オウチで看取る環境に合わせる為、体に負担がかからないように酸素室から出してありました。

もしかすると、今夜いっぱいで亡くなる可能性もあるし、細くゆっくり状態を保つ事で1ヶ月くらい頑張れるかもしれない・・・可能性もあるそうです。

ふくくんは、一番懐いていたボランティアのAさんのオウチで看取っていただく事になりました。

12月5日

ふくくん、12時40分頃、地域のボランティアさんたちが見守る中、Aさんのお膝の上で眠るように天国へ旅立ちました😢オウチに保護をしてからは、その時々、食べられそうな物を少しずつ食べて、毎日、オシッコもウンチもでている状態でした。

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ふくくんは、江戸川区春江町にある城東動物霊園で、8日(火)16時から火葬していただき、Aさんのオウチに一緒に帰っていきました。

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