苛性ソーダで大火傷した、たまちゃん
生い立ち
茶トラ猫、2才の男の子です。
2016年2月末に江戸川区平井で発生した多頭飼育崩壊の1匹で、私達が崩壊現場に立ち入る前に遺棄された猫が産んだ子です😔去勢手術をして、近所の方に、たまちゃんと呼ばれながら、地域猫として暮らしていました。
ママ猫は、昨年末に病気の為、亡くなりました😢
1月30日の朝
たまちゃんが、近所のメッキ工場に置いてあった苛性ソーダの容器の中に落ちて、大火傷を負いました😱
金曜の夜に工場の中に入り込み、そのまま土日を工場内で過ごしたようです。30日(月)の朝、工場が稼働した際、換気扇の近くにいたようで、その音に驚き、頭をぶつけ気絶。意識を失った状態で、苛性ソーダの容器の中に落ちました。5分程、苛性ソーダの液体に浸かっていたそうです😰
工場の方が、気絶した状態のたまちゃんを引き上げ、洗浄しましたが、意識が戻り逃走💨5〜6時間後、近所の方から知らせが入り捕獲、近くの病院で処置を受けました😔
苛性ソーダがかかった部分は、火傷した状態で、真っ黒になっていました😱
換気扇にぶつかったようで、左目の上が切れて、ぱっくり穴があいていました⤵️
ぶつかった為か、右の鼻から、鼻血が出ていました⤵️
左手、両方の後ろ足、臀部が酷く損傷していた為、そのまま入院となりました😭
2月4日
毎日、洗浄と抗生物質の投与を続けていましたが、壊死が進んでいて、進行が止らない為、先生から「最悪の場合、手足の切断や安楽死という事も頭に入れておくように」と言われました。
波うっている毛は、溶けてカチンコチンになって固まっている状態です😭
今は、まだ元気にしているけれど、筋肉や神経が徐々に壊死しいくと、痛みに耐えられなくなるので、早めに楽にするという選択肢もあるという事です。
手足を切断するという事は、1本足の猫ちゃんになるという事です。大手術です。たとえ助かったとしても、1本足でどうやっていきていくのか・・・3本足の猫ちゃんは経験があるけれど、1本足は、どうなるんだろう・・・
色々と悩みましたが、もしかしたら、こういった症例の経験がある先生がいるかもしれない・・・という可能性にかけて、他の病院にも相談をしてみる事にしました。
まだこれから先、どうなるか予測ができないので、里親募集できる状態ではありません。でも、生きて元気になってくれるようにという願いを込めて、元気になった「たまちゃん」を家族として迎えていただける里親さんを募集したいと思います。