緊急で病院へ運びました。命が助かるかどうかまだ分かりません。
2019年8月28日:保護
夕方、江戸川区平井某所に子猫がいるとボラミちゃんから連絡が入りました。
近所の人の話では、1週間くらい前に姿を見せるようになったとの事。当初から怪我している状態で、昨日から、歩けない状態になったという話でした。
現場に行くと、生後2ヶ月くらい(体重は1キロ前後)の子猫が、瀕死の状態で寝ていました。
右前足の骨が折れていて、白い骨が見えている状態でした。足はもう再生できない状態であるのが、見た目にも判断できました。壊死がはじまっているようで臭いもありました。保護する際、大量のオシッコをしました。
緊急で病院へ運び入れ、いま、出来る限りの治療をしていただいています。
下痢が酷く、肛門周辺が腫れたように膨らんでいます。パルボウイルスだと他の猫への感染の危険があるので、パルボ検査をしていただきましたが、陰性でした。
体温が35.5度。通常は38度前後が目安となるので、低体温状態です。
加えて、脱水が酷い状態です。
右前足は、尺骨が骨折している状態で、既に壊死が始まっており、体全体への細菌感染の危険が高まっている状態とのこと。もし、命が助かったとしても、前足は切断することになるそうです。この数日が山場だそうです。
最後の力を振り絞って、看護師さんに噛み付きました😭
とても危険な状態なので、今の段階で命が助かるかどうか分かりませんが、一命をとりとめて欲しいと願っています🙏
助かって欲しいとは思うけれど、五分五分の状態です。
いまはまだ名前もない猫ちゃんですが、元気になったら、飼い主さんを見つけてあげたいと思っています。
2019年8月29日:永眠
一時は体温が元に戻るまで、とても頑張りましたが・・・早朝、お空に旅立ちました😔
お肉屋さんのそばで保護した子なので、最後になってしまいましたが「コロッケちゃん」という名前をつけました。
江戸川区春江町にある城東動物霊園で15時から火葬していただきました。
小さい命の炎が消えるのは、あっという間でした。病院へ運び入れた時の状態から予感はしていましたが、あともう少しだけ早かったらと悔やまれてなりません・・・
発見当時、近所の方が、江戸川区保健所へ問い合わせをしていたそうです。ですが、保健所からは「死んだら連絡をください」との回答しか得られず、見守る事しかできなかったと言われていました。
瀕死の野良猫を見て「助けてあげたい❗️」と思う人は、滅多にいません。なのにその数少ない善意の心さえも、保健所は受け止める事なく、そんな回答しかできなかったのかと、情けない気持ちになりました😔