里親募集を終了したママさん:扁平上皮癌になりました
2014年に保護したママさん。
里親さんが決まらなかったので、ボラミちゃんちで余生を過ごしていましたが、精密検査の結果、昨日、右頬の扁平上皮癌の診断がありました😢
私がボラミちゃんと知り合った当時に保護した子で、私にとっても思い出深い猫ちゃんです。
あれから9年。ママさんも、推定18歳くらいになりました。
写真では分かり難いですが、右頬に大きなしこりがあります。触ると固くてコリコリしていました。リンパにも転移しているとの診断でした。
ずっと甲状腺のお薬(チノブロック)も飲んでいて、いつもお薬を飲んだ後は、頬っぺたをウニウニして褒めてあげていたのに、ある日突然、急に腫れ上がったそうです😔
でももしかしたら何か治療法があるかもしれない・・・と、わずかな希望を持って、朝一番で、ねこねこ亭の掛かりつけ病院にも相談に行きました。
ボラミちゃんの服の中、抱っこされているママさん。
甲状腺のお薬を飲む前は、激痩せしていたママさんでしたが、今は体重も戻ってきて3.14Kgありました。
先生の口の中を開けて見せてもらいましたが、口の中も大きく腫れていました😔でもまだカリカリを好んで食べています。
扁平上皮癌の一番の治療法は、癌の周辺組織含めて大きく切除してしまう事ですが、できた場所が悪く外科的手術はもうできない状態でした。
これから先、扁平上皮癌だったアリーちゃんのような状態になってしまうのか、他にいる保護猫ちゃんと同居したまま介護を続けても良いかなど、これから先の色んな不安を先生に相談しました。
あとどれくらい生きられるか・・・先生の答えは3ヶ月くらいではないかとの事でした😢
私とボラミちゃんが出会った頃に保護した子達が、10年が経過し、少しずつ天国に旅立っていっています。
ボラミちゃんは、昨年12月30日に、ママさんの子供(ヨタさん)を看取ったばかりです。こんなにも早くまた次の子を看取らなければないなんて・・・😔
ママさんの子供だったヨタさんは、2013年に水頭症で保護した猫ちゃんです。
まともに立てず、立ち上がってもすぐに倒れて、体も震えている状態だったので、里親さんは募集せずにそのままボラミちゃんちの子になりました。保護するまでの間、そんな体でも出産を繰り返していました。
なのでブログに掲載はしていませんが、晩年は、腎臓病の治療と、乳腺腫瘍の手術までして、推定16歳を超える年齢まで生きました。